美香22位後退…崩れた苦手寒さで狂い

 「スウィンギングスカート・クラシック・第3日」(26日、レークマセドGC=パー72)

 4位で出た宮里美香(24)=NTTぷらら=は1バーディー、6ボギーの77と崩れ、通算2オーバーで22位に後退した。68で回ったステーシー・ルイス(米国)が通算10アンダーで首位を守り、17歳のリディア・コ(ニュージーランド)が1打差の2位につけた。野村敏京は71と一つ伸ばし、3オーバーで30位。宮里藍は77と振るわず、78をたたいた上原彩子とともに9オーバーの66位となった。

 宮里美が6ボギーで優勝争いから脱落した。そのうち四つはバンカーにつかまってのもの。グリーンに届かない球が多く「しっかり打てていなかった」と悔しがった。

 原因の一つは苦手の寒さ。冷たい風が吹き付けて体温を奪われ「手がかじかんで、当たりが悪いとすごく痛くてショートした」と、ショットの距離感に大きな狂いが生じた。

 戦略ミスもあった。この日は5ホールでカップが手前から10ヤード以内の位置に設定されていた。ぎりぎりを狙った結果バンカーに入れ、そうなると距離がないため狙える場所が狭く、リカバリーが難しくなった。

 首位に12打離されてはいるが「パットはいい感じだし、リベンジしたい」と、コースとの戦いで意地を見せる。

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