みなみ感激初対面「藍さんと回りたい」
「ワールド・サロンパス杯」(8日開幕、茨城GC=パー72)
ゴルフの日本女子ツアー最年少優勝を成し遂げたアマチュアの勝みなみ(15)=鹿児島高1年=が5日、憧れの宮里藍(28)=サントリー=との初ラウンドを熱望した。今週行われるワールド・サロンパス・カップの会場となる茨城県・茨城GCでの練習ラウンド前に感激の初対面。「一緒に回ってみたいです」と輝く瞳で訴えた。
15歳の高校生らしく、勝は無邪気に思いを言葉にした。「藍さんと回ってみたいです。回るだけで勉強することがたくさんある。楽しみがあります」
この朝、練習ラウンド前に憧れの人との初対面を果たした。緊張した様子で「初めまして、勝みなみです」とあいさつすると、宮里に握手してもらい「おめでとうございます。今週頑張りましょう」と激励を受けた。
「緊張して何を話したか覚えていません。もう、うれしすぎて…。オーラがありました。テレビで見るよりカッコ良かったです」。練習ラウンド後も夢見心地。そこで同組プレー希望は飛び出した。
先週は予選落ちしたが、立ち直りは早い。前日はショッピングをし「Tシャツとズボン」を購入。先週は食べるチャンスがなかった勝負メシの餃子も「今週は食べるんです」と既に中華料理店をチェック済みで、心身ともに戦う準備は整った。
6日に決まる初日組み合わせで、ホステスプロの宮里と話題の勝が同組となる可能性は十分ある。「今日は藍さんにパワーをもらいました。私も頑張ろうという気になりました!」。宮里効果でツアー2勝目。ひょっとするとひょっとする!?