工藤遥加1差3位 俳優の兄に続くぞ

 「ほけんの窓口レディース・第1日」(16日、福岡CC=パー72)

 元プロ野球の西武などで活躍した工藤公康氏(51)=野球評論家=の長女、遥加(21)=ナック=が5バーディー、3ボギーの70で回り、首位と1打差の3位と好発進した。アマチュアの柏原明日架(あすか)(18)=宮崎・日章学園高出=が69で回り、吉田弓美子とともに首位に立った。アマの第1ラウンド首位は、KKT杯バンテリン・レディースを制した勝みなみ(鹿児島高)に続き、今季2度目。

 工藤が、人気ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」(TBS・MBS系)に出演中の兄・阿須加(22)を刺激に、3位と好発進した。スタートの10番でバーディーを奪うと、後半は2度の連続バーディーを奪取。3位と絶好の位置につけた。

 「父のことで褒められるより、兄のことを言われる方がうれしい。兄は先週のサロンパス杯の最終日にも応援に来てくれたし、毎週日曜日は午後9時にはテレビを見られるように移動しています」

 11年夏のプロテストでは一発合格を決め、同年の新人戦では逆転V。だが、12、13年は最終予選(ファイナルQT)で失敗し、今季はQTランク34位の資格で開幕からフル参戦している。前週までの10戦は予選落ちが2度で、3月のTポイントレディースの15位が最高だった。

 開幕戦直後、意を決して岡本綾子に弟子入り志願した。門下生というわけではないが“チーム岡本”の一員となり、先輩プロらからもアドバイスを受けるようになった。

 「会話のレベルが高い。森田理香子さんには“逆風の時、ティーショットが吹き上がらないようにするためには、フォロースルーを意識するといいよ”と教えてもらった」

 祝杯を挙げながら、兄のドラマを見る日が早く訪れるかもしれない。

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