藍が予選落ち「もう無理だなと思った」
「メイヤー・クラシック・第2日」(8日、ブライズフィールドCC=パー71)
21位スタートの野村敏京(21)が67と伸ばし、通算5アンダーで首位に5打差の5位に浮上した。68で回った上原彩子が通算2アンダーで21位、69だった有村智恵は1アンダーの25位と順位を上げた。宮里藍は74と振るわず5オーバーで予選落ちした。2日続けて66の朴仁妃(韓国)が通算10アンダーで首位に立った。
不調の宮里藍は父の優氏にアドバイスを受け、パットで重心をやや前に置いたという。それも安定せず、終盤の7番では4パットのダブルボギー。「きょうはもう無理だなと思った」と、珍しく吐露した。
6月に自身初の3戦連続予選落ちを経験。7月には今季最高の12位に入ったが、復調の気配も消えた。14日開幕のメジャー第4戦、全米女子プロ選手権に向け、不安要素は多い。「できるだけ早く来週のコースに入りたい」と、不振脱出のきっかけを探る。