マキロイがメジャー2連勝!通算4勝目

 「全米プロ選手権・最終日」(10日、バルハラGC=パー71)

 首位から出たロリー・マキロイ(25)=英国=が1イーグル、3バーディー、2ボギーの68で回り、通算16アンダーで7月の全英オープンに続くメジャー2連勝を果たした。25歳3カ月でのメジャー通算4勝はタイガー・ウッズ、ジャック・ニクラウス(ともに米国)らに次ぐ史上4番目の若さ。1打差の2位はフィル・ミケルソン(米国)。松山英樹(22)=LEXUS=は通算3アンダーの36位、小田孔明(36)=フリー=は通算2アンダーの41位だった。

 日の暮れかけた18番でマキロイがほえた。勝利を決める短いパットを沈め、右拳を握りしめて絶叫。全英オープンからの3試合連続優勝で、四つ目のメジャータイトルを手に入れた。

 悪い流れを一打で断ち切る力がある。序盤はボギーが先行し、あっさり首位を明け渡した。だが、10番パー5で主導権を取り戻した。300ヤード超のドライバーショットをフェアウエーに置き、残り281ヤードから3番ウッドを強振すると、球はピンまで2メートルにぴたり。きっちり沈めてイーグルを奪った。ライバルが伸び悩んだ後半、さらに2バーディーを重ねて再逆転した。

 優勝目前だった2011年のマスターズ最終日に崩れたひ弱さは全くない。競り合いでも強さを示し、「こんなふうにベストなゴルフができるとは思わなかった。これまでの勝ち方とはちょっと違ったけれど、ガッツを見せられた」と自信を深めた。大会史上最多の8打差をつけた12年に続く全米プロ2勝目に、笑顔がはじけた。

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