朴仁妃が連覇「歴史の一部となれ光栄」

 「全米女子プロ選手権・最終日」(17日、モンローGC=パー72)

 70で回った朴仁妃(26)=韓国=が通算11アンダーで並んだブリタニー・リンシカム(米国)とのプレーオフを制して2連覇した。メジャー通算5勝目。米ツアーでは今季2勝、通算11勝。日本勢は75の野村敏京が通算4オーバーの48位、73で回った上原彩子は5オーバーの53位。有村智恵は79をたたき10オーバーの69位に終わった。

 朴仁妃の強さは、飛ばし屋有利のコースとなっても変わらなかった。「17、18番でいいパットを入れられたのが大きかった」と勝因に挙げる2打でリンシカムに重圧をかけ、プレーオフに引きずり込んだ。決戦では、相手が2メートルを外してボギーとした後、重圧のかかる1メートル。右拳を握りしめて勝利を確信し「トロフィーに2度名前を刻み、歴史の一部となれて光栄」と喜んだ。

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