みなみ悔し涙ホロリ…日本8位で終戦
「世界女子アマチュアチーム選手権・最終日」(6日、軽井沢72=パー72)
3位から出た日本は入山コースを回り、エースの勝みなみ(鹿児島高)が75、松原由美(大阪・大院大高)が75、岡山絵里(大阪・大商大高)は72と振るわず、通算14アンダーで8位に終わった。日本は過去4位が最高で、悲願の3位以内を目指した3選手はホールアウト後、悔し泣きした。オーストラリアが通算29アンダーで6大会ぶり3度目の優勝を果たした。個人では勝の通算5アンダー、22位が日本勢の最高だった。
ミラクルパワーも今回ばかりは不発だった。勝は2バーディー、5ボギーの75で、チームに貢献できず結果は8位タイ。「チーム戦なので自分の1打でみんなに迷惑をかけてしまう。(個人戦とは)気持ち的に違いました」と目線を下げた。
1番パー5の第3打で不運もあった。使用が許可されている距離計測器が123ヤードを示したが、実際は99ヤード。グリーンをオーバーしてしまい、いきなりボギー発進。「あのミスでスコアを落としてしまった。メンタル的に弱いと思う」と唇をかんだ。
次の目標はアジア大会(25~28日、韓国・仁川)。「この悔しさが生かされていくと思う。今度は結果を残したい」。早くも国際舞台でのリベンジを誓った。