勝みなみ4位発進 いける藍超え!

 「アジア大会・ゴルフ」(25日、仁川)

 女子は日本ツアーで最年少優勝記録を持つ勝みなみ(16)=鹿児島高1年=が3アンダーの69で回り、首位と2打差の4位につけた。岡山絵里(大阪・大商大高)と松原由美(大阪・大院大高)は13位。団体は首位のタイと7打差の5位につけた。男子は長谷川祥平(大阪学院大)が2アンダーの70で首位と4打差の9位。団体は首位台湾と7打差の7位につけた。競技は28日までの4日間、行われる。

 夕暮れに染まる勝の表情は悔しげだ。一時は5アンダーまでスコアを伸ばし、トップに立ちながら後半息切れした。「前半はいい感じだっただけに残念です」。6バーディー、3ボギーの69で4位発進した。

 初出場の16歳とは思えない落ち着きぶりだった。出だしの10番をパーでスタートすると、11番(パー4)では右ラフからの2打目をピン横50センチにつけてバーディー。12、15番もバーディーを奪った。16番のティーショット後には「おにぎりがなかったので」と、パンをパクつく余裕も見せた。

 後半の3番(パー4)では約8メートルのバーディーパットも沈めた。一気に突っ走るかと思いきや、5番から3連続ボギーとした。「沈んでしまった。気持ちの問題」と反省しつつも、「初日としてはまずまず。残り3日間もアンダーで回りたい」と、気を取り直した。

 憧れている宮里藍が、2002年の釜山アジア大会で高校2年時に個人金メダルに輝いている。宮里の背中を追ってアジアの頂点を目指す。

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