松山「ティーショットが鍵」 遼も調整
「CIMBクラシック」(30日開幕、クアラルンプールG&CC=パー72)
米男子ゴルフツアーのCIMBクラシックは30日からマレーシア・クアラルンプールのクアラルンプールG&CC(6246ヤード)で開幕する。日本からは石川遼(23)=CASIO、松山英樹(22)=LEXUS=が参戦。石川はリカルド・カールバーグ(スウェーデン)、ポール・ケイシー(英国)と、松山はジェイソン・ダフナー(米国)、アニルバン・ラヒリ(インド)と同組で回る。2人は29日、試合会場で最終調整した。
日差しが強く蒸し暑い中、松山はプロアマ戦で18ホールをラウンドした。「優勝を目指すには1日3、4アンダー以上。それに向けてやっていければ。ティーショットが鍵になる」と意気込んだ。
前週は日本での休養に充てたこともあり「(感覚が)すぐに戻るほど練習はしていない。試合をやっていく中でつかんでいければいい」と口にした。
松山より後にスタートした石川は、雷が鳴るなど悪天候に見舞われたため、2ホールしか回れなかった。「ホテルの部屋で、できることを調整して備えたい」と切り替えた。今大会は腰や足の負担を考慮し、以前より軽い靴に新調して臨む。「試合になってみないと分からないこともある。初日をやってみてという感じ」と話した。