松山最終R進めず…「今の自分の力」
「ソニー・オープン・第3日」(17日、ワイアラエCC=パー70)
69位で出た松山英樹(22)=LEXUS=は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの72とスコアを落とし、通算イーブンパーの78位で最終ラウンドに進めなかった。米ツアーは決勝ラウンド進出が79人以上の場合は、70位までしか最終ラウンドに進めない。62をマークしたジミー・ウォーカー(米国)が通算16アンダーで単独首位に立った。
アマチュア時代の2011年から3年連続で予選落ちした苦手コースを克服できなかった。松山は前戦の優勝争いから一転、最終ラウンドにさえ進めず「これが今の自分の力」と険しい表情だった。
距離は短いが、狭いコースに手を焼いた。出だしの10番パー4で第1打を左の林に打ち込み、第2打がヤシの木の枝に当たる不穏なスタート。1番パー4では、第1打を右に曲げ、コースに隣接する民家の屋根を直撃してOBに。手痛いダブルボギーをたたいた。
次戦は1試合飛ばして29日開幕のフェニックスオープン。昨年4位の大会とあって「ゆっくり休んでから練習する」と立て直しを誓った。