藍、猛チャージ!暫定17位に浮上
「ピュアシルク・バハマ・クラシック・第3日」(7日、オーシャンクラブGC=パー73)
第2ラウンドの残りと第3ラウンドを行い、日没サスペンデッドのため、予選を通った74人中6人しか第3ラウンドを終了できなかった。第2ラウンドを71で終えた宮里藍(29)=サントリー=は、通算2アンダーの33位から出た第3ラウンドでも69とスコアを伸ばし、同6アンダーと巻き返し、暫定17位に浮上した。
最大の課題だったパットが復調し、宮里藍が会心のゴルフを見せた。第2ラウンドの残りと第3ラウンドの計29ホールをプレーして11バーディー、3ボギー。1日で八つもスコアを縮める猛チャージに「別人のようにパットが入ってくれた」と納得の表情だった。
第2ラウンド最初の17番と、後半の5番(ともにパー3)でいずれもチップインバーディーを奪い、波に乗った。四つ伸ばして予選突破を果たした。
続く第3ラウンドでは2番で上りの約10メートル、13番で約7メートルを沈めるなどパットがさえた。これまではチェック項目は五つ以上あるというが、「頭を残すというのが大きなテーマ」とポイントを絞り、徹底した。
29歳の実力者は「気負わずに、きょうやれたことを淡々とやれたらいい」とリラックスしていた。