美香19位「内容充実、自信持って」
「ピュアシルク・バハマ・クラシック・最終日」(8日、オーシャンクラブGC=パー73)
第3ラウンドの残りと最終ラウンドが行われ、宮里美香(25)=NTTぷらら=は最終ラウンドを3バーディー、1ボギーの71で回り、通算8アンダーの19位だった。
今季から米ツアーに本格参戦している金世ヨン(22)=韓国=が通算14アンダーで並んだ3人によるプレーオフを制し、ツアー初勝利を挙げた。
納得のプレーを4日間続けた宮里美の顔に笑みがこぼれた。日本選手トップの19位で終え「内容が充実しているので自信を持っていい」と胸を張った。
まずは第3ラウンドの13ホール目から再開し、二つのバーディーを取ってスコアを伸ばした。最終ラウンドでは「自信を持って打てた」というショットの安定感に加えて、パットもさえた。10番は約3メートルを沈めてバーディー。最終18番パー5では約8メートルのフックラインを読んでバーディーパットを沈めると、膝を折りながらガッツポーズした。
昨年は米ツアーで20位以内に一度も入れず、悔しさが募ったシーズンだった。巻き返しを期す今季、早くも10位台の成績を収め「しっかりやれば結果につながる」と手応えを得た様子だった。