松山、不満の暫定17位 6番イーグルも
「ノーザントラスト・オープン・第1日」(19日、リビエラCC=パー71)
日没のため3人がプレーを終えられなかった。松山英樹(22)=LEXUS=は1イーグル、3バーディー、4ボギーの70で回り、1アンダーで暫定17位。石川遼(23)=CASIO=は6オーバーの77で暫定120位と大きく出遅れた。レティーフ・グーセン(南アフリカ)ニック・ワトニー(米国)ビジェイ・シン(フィジー)ら5人が66をマークし、5アンダーで暫定首位に並んだ。
2週前に今季初めて予選落ちし、前週は休養と練習に充てた松山。25日が誕生日で、22歳最後の大会となるが、「何もよくなかった。最後まで納得できなかった」と、表情はさえないままだった。
スタートの10番はカラーからの3メートルを沈めてバーディー発進。だが、得意のアイアンショットがピンに絡むことはほとんどなく、パーオンしたのは8度と、松山にしては少なめだった。
折り返し後の1番パー5でフェアウエーから残り200ヤードを6番アイアンでピン上7メートルに2オンさせイーグルを奪ったが、「きょうはあれだけ。ほかは終わっている」と、自嘲気味に語った。
とはいえ、首位との差は4打。過去には2日目や3日目に大爆発して優勝戦線に急浮上したことが何度もある。ショットの復調に向けて「しっかり練習して、2日目にはいい状態にしたい」と、足早に練習場へ向かった。