美香3打差14位「満足している」
「ホンダLPGA・第1日」(26日、サイアムCC=パー72)
宮里美香(25)=NTTぷらら=が4バーディー、1ボギーの69で回り、首位と3打差の14位と好発進した。5年前にこの大会を制した宮里藍(29)=サントリー=は2バーディー、1ボギーの71で27位につけた。野村敏京(22)=フリー=は1バーディー、2ボギーの73で、70選手中54位。66をマークしたステーシー・ルイス、ブリタニー・ラング(ともに米国)と曽雅ニ(台湾)が首位に並んだ。
得意のショットにパットがかみ合い、首位と3打差につけた。20位以内に2戦連続で入っている宮里美が好調を維持。「欲を言えばパー5でバーディーを取れていたらトップに追いついたが、ボギーを一つで抑えられたし満足している」と口元は自然と緩んだ。
8番パー3で第1打を50センチにつけてバーディーを奪い、11番パー4では残り175ヤードの2打目をピンそば約10センチにぴたり。「あと一転がりすれば良かったのに」とおどけた。
例年はこの試合を自身の初戦と位置づけていたが、今季は出られる試合には出る姿勢で、既に4戦目。「試合勘がつかめているな、とラウンドしながら思った。上はスコアを伸ばしているので、食らいついていきたい」と威勢が良かった。