原江里菜、2勝目へ“9度目の正直”

 「ヨコハマタイヤPRGRレディース・第1日」(13日、土佐CC=パー72)

 前日48位の原江里菜(27)=NEC=が8バーディー、1ボギーのベストスコア65をマークし、通算6アンダーで、首位と2打差の2位に浮上した。3年ぶりの優勝を狙う李知姫=韓国=が通算8アンダーで単独トップ。アマチュアの勝みなみ(16)=鹿児島高1年=は3オーバーの49位で予選を通過した。

 今度こそつかみたい。原は初優勝から6年7カ月たった。その後、最終日最終組で迎えたVチャンスは8回。昨年は賞金ランクでも自己最高の9位となったが、2勝目だけは遠い。悲願へ向け、首位に2打差。9度目の最終日最終組だ。

 「昨年1年間を通してもこんなにパットが入った日はなかったと思う。久しぶりにいろんなパットが決まってくれた。スッキリしました」。パットがさえた。インスタートの10番で2・5メートル、11番で3メートル、15番では1・5メートルと、好機をことごとくものにした。折り返しの1番で15メートルを沈めめ、2番も6メートルを決めて連続バーディー。4番で3パットボギーをはさんだが、6番からは2メートル、4メートル、17メートルの3連続バーディーだ。

 「これまでの優勝争いでは、自分を追い込みすぎた時もあれば、リラックスしすぎだったこともある。最終日は優勝は意識するけれど、ミスしても落胆しすぎずにやりたい」

 野球選手やアメフット選手と合流したオフトレで飛距離アップ。第2打の残り距離が昨年と1番手違っている。その成果を2勝目につなげてみせる。

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