さくら19位発進「少しでも上位を」
「スウィンギングスカートクラシック・第1日」(23日、デーリーシティー・レークマセドGC=パー72)
予選会で出場権を得た横峯さくら(29)=エプソン=は3連続を含む5バーディー、4ボギーの71で、首位と4打差の19位とまずまずのスタートだった。野村敏京(22)=フリー=は3バーディー、3ボギーの72で28位につけ、宮里藍(29)=サントリー=は3バーディー、4ボギーの73で43位、宮里美香(25)=NTTぷらら=は2バーディー、4ボギーの74で56位。上原彩子(31)=モスフードサービス=は79で129位と崩れた。
横峯が日本勢最上位の19位で発進した。今季はルーキーとして米ツアーを戦うが、次週のノーステキサス・シュートアウト終了時に“リランキング”と呼ばれる出場優先順位の入れ替えが実施される。いつにも増して好成績が欲しいところだ。
これは昨年12月のツアー最終予選会で出場権を得た横峯らの優先順位が、今季の獲得賞金に応じて変更されるもの。日本ツアーで23勝を誇るが、開幕戦をはじめ出場枠が回って来ないことがある。「試合に出るのがこんなに大変とは思わなかった」と、厳しさに直面しているが、活躍の場を広げるチャンスでもある。
わずかな順位の差で、試合に参戦できるか否かの微妙な位置にいる。それだけに「少しでも上位を目指したい」と、2日目以降の追い上げに意欲を示した。