「中日クラウンズ・第2日」(1日、名古屋GC和合C=パー70)
ベテランの手嶋多一が辛抱強く難コースと向き合って2位に浮上。首位を射程圏内に捉え「久しぶりにこういういい位置でゴルフができる。我慢して良かった」と口元を緩めた。
2、3番で連続ボギーをたたき、4番では1打目をシャンク。散々な出だしに「きょうは粘って予選突破だな」。無理にピンを狙わずに、パーオンだけを心掛ける戦略に切り替えたことが吉と出た。
気負いをなくしたことでアプローチとパットが安定。6、7番で連続バーディー。16番で6メートル、17番では上りの8メートルをねじ込んでスコアを伸ばした。