松山、決勝T進出「勝てて良かった」
「キャデラック・マッチプレー選手権」(1日、TPCハーディングパーク=パー71)
松山英樹(23)=LEXUS=は12番から3連続バーディーを奪ってケビン・ナ(米国)に5アンド4で快勝し、1次リーグを3戦全勝で突破した。16人による決勝トーナメントの1回戦で世界ランキング1位のロリー・マキロイ(英国)と対戦する。マキロイはビリー・ホーシェル(米国)に20ホールで逆転勝ちし1次リーグ3連勝。マスターズ覇者のジョーダン・スピース(米国)は2勝1敗で敗退した。
第2戦に続いて松山が後半に強さを発揮した。前半はショットが不安定でスコアメークに苦心。しかし、10番のバーディーで2アップとリードを広げると、12番からは3連続バーディー。一気に勝負を決めた。
昨季、松山が米ツアーで初制覇したメモリアル・トーナメントのプレーオフでも2人は対戦。“2連敗”となったナは「後半のヒデキのショットは素晴らしく、付け入る隙がなかった」と脱帽した。
世界ランキング16位として、きっちり16強に入った松山は「ショットは良くなかったけど、この3日間はパットでいいプレーができている。勝てて良かった」とほっとしたような笑顔を浮かべた。