キンクミ、にんにくパワーで5位発進!
「ワールド・サロンパス・カップ・第1日」(7日、茨城GC東C=パー72)
“ビジュアル系ギャルファー”金田久美子(25)=スタンレー電気=が4バーディー、1ボギーの3アンダー69で回り、トップと4打差の5位につけた。イ・ボミ(韓国)が9バーディー、2ボギーの65を出して単独首位に立った。
全身ピンクのコーディネートが気合の表れだった。インから出た“キンクミ”は16番で右バンカーから25ヤードのチップインバーディーを奪い、波に乗った。後半5番もグリーン周りから13ヤードをチップイン。「全体にいいゴルフができました」と充実感を漂わせた。
連戦の疲労もあって前日は原因不明の体調不良に襲われた。普通なら休養優先だが「焼き肉店でにんにくホイル焼きを6個食べました」と逆にパワーをつけるのが“キンクミ流”。この日のナイスプレーにつなげた。
パッティングの改善のため宿舎ではヘッドをまっすぐ引いてまっすぐ出す練習ができる道具を使い、常に感覚を磨いている。「体調は悪かったけど、昨日も練習しました」。地道な努力が今季9試合で予選落ち1回の好成績につながっている。
昨季は賞金ランク58位でシード落ち。今季は最終予選会23位の資格で参戦中だけに「常にトップテンを目指してやっている。今週は4日間あるので最後まで何が起こるか分からない」。少し大人になった“キンクミ”から目が離せない。