松山首位タイ!大舞台で最高のスタート
「プレーヤーズ選手権・第1日」(7日、ポンテベドラビーチ・TPCソーグラス=パー72)
松山英樹(23)=LEXUS=が67をマークし、ケビン・ナ、チャーリー・ホフマン(ともに米国)、デービッド・ハーン(カナダ)と並んで首位に立った。パットが好調で6バーディー、1ボギーだった。
第5のメジャーと呼ばれる大舞台で最高のスタートを切った。自身初めての首位発進。「内容は良くないけれど、スコアはすごくいい」と笑みがこぼれた。序盤は不安定だったショットを、好調なパットでカバーした。
出だしの10番(パー4)。3番ウッドで打ったティーショットはやや左にぶれてバンカーへ。第2打もグリーン左へ外したが、3メートルのパットを沈めてパーとし「あれが一番大きかった」と振り返った。13番で3・5メートルを沈めてバーディーを奪うと波に乗った。15番は本来の鋭いショットで1メートルに寄せ、パー5の16番は2オンさせた。
ミスらしいミスは折り返した直後の1番、ティーショットを右ラフに打ち込んでボギーにした場面ぐらい。2番で4メートル、4番は2メートル、最終9番も3メートルとバーディーパットが次々にカップへ消えた。パット数は26だった。
それでも「後半はちょっとタイミングが合わなかった。それがフェアウエーに行ったり、ピンについたりとラッキーだった」と生命線のショットに求める理想は高い。「まだ初日。2日目以降も我慢強くやりたい」と、強豪ぞろいの大会で気を引き締めた。