松山21位で予選突破「差を詰めたい」

 「全米オープン・第2日」(19日、チェンバーズベイGC=パー70)

 松山英樹(23)=LEXUS=は3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの71で回り、通算1オーバーで26位から21位に上がった。首位とは6打差。4月にマスターズ・トーナメントを勝ったジョーダン・スピース(21)=米国=が67をマークして通算5アンダーとし、パトリック・リード(米国)と並びトップ。

 好調だったショットにミスが増えたものの、スコアは一つ落とすにとどめた。首位との差は5打から6打に広がったが、順位は上がった。松山は「スタートから苦しい流れだった。よくまとめた」と自らを納得させるような口ぶりだった。

 1番の1打目を右に曲げてボギー発進。2番も1打目を右ラフに入れたが、10メートルほどの長いバーディーパットが入った。14番(パー4)では打った瞬間に不満そうに歩きだした2打目が傾斜をうまく転がってピンに寄るなど、運もあった。

 2日間でパーセーブできなかったのは5ホールだけ。この日も6番で8メートルのパーパットをねじ込み、7番では奥のラフから上げて寄せる高度な技でしのいだ。一方で「8~13番まで短いパットを外したのがもったいない」と悔やむように、何度も天を仰いだ。2日間のパット数は66で全体78位と振るわなかった。

 昨年の大会はこの時点で通算イーブンパーの14位だった。独走優勝したカイマーとは10打離れていたが、2位とは4打差。だが、残り2ラウンドで後退し、35位に終わった。似たような位置から、自身3度目の全米オープンの後半戦に挑む。「上位との差を詰めたい」と意気込みを新たにした。

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