勝みなみ16位「もう少し伸ばせた」
「日本女子アマチュア選手権・第1日」(23日、札幌GC輪厚=パー72)
女子ツアーで1勝を挙げている勝みなみ(16)=鹿児島高=が3バーディー、2ボギーの71で回り、トップと5打差の16位につけた。西山美希(小田原G松田)が66で首位に立ち、1打差の2位に15歳の稲見萌寧(長太郎)。昨年優勝の蛭田みな美(福島・学法石川高)は73で37位スタート。大会はストロークプレーで2ラウンドを行い、上位32人がマッチプレーによる決勝トーナメントに進む。
ちょっぴり不満の残るラウンドだった。勝は首位に5打差の16位発進に「もう少し伸ばせたかな。2メートルくらいのバーディーパットが2回入らなかった」と口をとがらせた。
昨年はプロトーナメントで優勝し、日本ジュニアも大逆転で制した。「日本と名のつくタイトルはひとつ取ったので、今回は参加することに意義があるって感じです」と話したが、実際に試合が始まれば、勝ちたい気持ちが湧いてくる。
前週のニチレイレディースはショットが絶不調だったが、最終日に体の力みに気がついてから復調中。前夜は北海道名産のいくら丼とウニを完食してパワーアップした。「明日は自分が6アンダー出します。ベストを尽くせば本当に出ると思うので」。初日、2日目の2日間で争うストロークプレーのNo.1である「メダリスト」へ、勝が照準を合わせた。