14歳山口、プレッセルからヒント
「全米女子オープン選手権」(9日開幕、ランカスターCC=パー70)
出場156選手で最年少となる14歳の山口すず夏(神奈川・鵜野森中)は7日、18歳のメジャー最年少優勝記録を持つモーガン・プレッセル(米国)らと練習ラウンドを行った。「勉強になった。ラフの打ち方で(プロは)すごく鋭角に入れてくるので、違うなと思った。自分はダフってしまうので」と、課題克服のヒントを得て目を輝かせた。
平均飛距離250ヤードというドライバーショットに自信を持つ中学3年生。トッププロが参加した6月の日本地区予選で堂々の2位に入り、メジャーの出場権をつかんだ。
この大会は「憧れていたところ。小学生のころから、出たいな、いつかは優勝したいなと思っていた」。ラウンド後は子供たちに囲まれ、サインや写真をねだられた。「まずは第一歩ですね」と満面の笑みでコースを後にした。