勇太V逸も全英OPへ手応え十分

 「ミュゼプラチナムオープン・最終日」(12日、ジャパンメモリアルGC=パー71)

 4位から出た池田勇太(29)=日清食品=は4バーディー、1ボギーの68で回ったが、通算18アンダーの5位に終わった。4位から出た金庚泰(28)=韓国=が5バーディー、ノーボギーの66で回って通算20アンダーまで伸ばし、逆転で今季2勝目、ツアー通算7勝目を挙げた。小田孔明(37)=プレナス=は3打差の6位だった。

 今季初優勝を狙った池田は、最後に突き放されてのV逸となってしまった。13、14番で連続バーディーを奪い、この時点で通算18アンダーと首位に並んだが「そこは意識してなかった」と池田。

 スタート前から「早く20(アンダー)に」と、ラッシュをかけるつもりでいただけに「つかない、入らない。もう一息って感じだった」と悔しがった。

 とはいえ、今季最高の5位でフィニッシュ。トップ10の日本人は池田と小田孔の2人だけ。初開催の大会を盛り上げ、調子自体も「悪くはないし、悪いところでもスコアを伸ばせた」という手応えはつかめた。

 次週は4年ぶりに出場する全英オープン(16日開幕・セントアンドルーズ)が待っている。「こういう気持ちで来週も戦いたい」と切り替えた。

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