東4年目初Vへ2位浮上「立ち向かう」
「センチュリー21レディース・第2日」(25日、伊豆大仁CC=パー72)
3位から出た東浩子(23)=加賀電子=が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算10アンダーで首位と3打差の2位に浮上した。2012年7月のプロテストにトップ合格してから丸3年。念願のツアー初優勝を目指す。アン・ソンジュ(韓国)が通算13アンダーで首位を守った。
ツアー未勝利の東が2位に浮上した。好調の要因は「パー3で自信を持って攻められた」こと。3番で4メートル、13番で2・5メートルを沈め、15番では7メートルをねじ込むなど、四つのホールで3バーディーを稼いだ。
「バーディーチャンスにたくさんつけて、それを決めていく」のが身上。7バーディーの初日に続いて攻めの姿勢を貫き、大きなチャンスを迎えた。
2012年のプロテストにトップ合格し、最終予選会で5位に入って13年シーズンの出場権を獲得。さらに新人戦の加賀電子カップで優勝するなど順調にステップアップした。だが、ツアーでは結果が出せず、同期合格の比嘉真美子、渡辺彩香に初優勝で先を越された。
3打差で上にいるのは昨年の賞金女王アン・ソンジュ。逆転は簡単ではないが「立ち向かっていかなければ。バーディー合戦になると思うから、どれだけ自分らしいゴルフができるか」。最終日に大きな壁に挑む。