高2アマ新垣3位急浮上 Vへの吉兆も
「大東建託いい部屋ネットレディース・第2日」(1日、鳴沢GC=パー72)
50位からスタートしたアマチュアの新垣比菜(16)=沖縄・興南高2年=が7バーディー、1ボギーのベストスコア66をマークし、通算5アンダーで3位へ急浮上した。最終日はツアー初となるアマチュアの3週連続ベスト10入りどころか、昨年のKKT杯バンテリンレディースの勝みなみ(鹿児島高2年)以来5人目となるアマチュアのツアー優勝を目指す。69で回った原江里菜が通算8アンダーで単独首位に立った。
新垣が、勝以来の快挙へ絶好の位置につけた。初日はショット、パットとも不調だったが「ショットはインパクトゾーンをしっかり振るようにし、パットはヘッドを低く動かすようにして立て直した」と、7バーディーを量産。自己ベストに並ぶ66をたたき出した。
原に3打差で迎える最終日は、宮里藍や勝に並ぶアマチュアVがかかっており、吉兆もある。月曜日に世界遺産の富士山5合目をバスで観光した。中学3年時の九州女子アマ直前の飛行機移動で、富士山を真上から見て感動。同大会で優勝した成功体験を持つ。
「今回も?富士山は縁起がいいので、そうなったらいいですね」。5合目からツアーの頂上へ、天才アマが一気に駆け上る。