松山痛恨トリプルボギー24位に後退

 「全米プロ選手権・第3日」(15日、ウィリングストレーツ・コース=パー72)

 15位から出た松山英樹(23)=LEXUS=は5バーディーを奪いながらも15番のトリプルボギーが響いて71で5アンダーの24位に後退した。同じく15位から出た岩田寛(34)は70で回り通算6アンダーでトップと9打差の17位となった。メジャー初制覇を目指すジェーソン・デー(オーストラリア)が66と伸ばし通算15アンダーで首位。小田孔明は2オーバーの64位。

 松山は勝負を急いだ。4バーディーを重ねて通算8アンダーに伸ばして迎えた15番(パー4)。グリーン左前のバンカーからピンを狙った。「9、10アンダーくらいで終わればチャンスはあると思っていた。(ピンに)寄せたい意識が強すぎた」。3打目はグリーンを越え、奥のラフに飛び込んだ。

 ショックを引きずるように、続くチップショットはまたグリーンをオーバー。5オン2パットで、メジャー制覇の夢が遠のく痛恨のトリプルボギーとなった。

 首位との差はスタート前から三つ広がり、10打となった。「正直厳しい。(最終日は)できるだけいいスコアで回って、その結果がベスト10とかだったらいい」と目標を下方修正するしかなかった。

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