野村、攻撃的なゴルフで4打差の17位
「米女子ゴルフ・エビアン選手権・第1日」(10日、エビアン・リゾートGC=パー71)
野村敏京(22)=フリー=3バーディー、1ダブルボギーの70で首位と4打差の17位で発進した。宮里美香はショットが安定せず、上原彩子とともに74で70位スタート。宮里藍は75で80位、横峯さくらは80で117位と出遅れた。レキシー・トンプソン(米国)と李美香(韓国)が66をマークして首位に並んだ。史上初のメジャー5大会全制覇を目指す朴仁妃(韓国)は72で40位となった。
野村が持ち味の攻撃的なゴルフで発進した。前半はボギーなしの3バーディー。腹痛に悩まされたという後半は17番パー4でミスを重ねて痛恨のダブルボギーをたたいたが「パットが入ればもっと伸ばせる」と上機嫌で自信をのぞかせた。日本人の父と韓国人の母を持ち、ドライバーの抜群の飛距離と爆発力を秘める。前週は韓国ツアーで優勝。上り調子で乗り込んだメジャーの舞台でも「簡単に感じた」と余裕を持って攻略した。