工藤遥加、父に続け!アンダーパー発進
「女子ゴルフ・マンシングウェア東海クラシック・第1日」(18日、新南愛知CC=パー72)
プロ野球ソフトバンク・工藤公康監督の長女、遥加(22)=ナック=が2アンダーで首位と4打差の14位発進。前日17日に見事リーグ優勝を果たした父に続き、プロ初優勝を目指す。松森彩夏(21)=スターツ=が7バーディー、1ボギーの6アンダーで首位。前週優勝のテレサ・ルー(台湾)は体調不良のため、終了後に棄権した。
父が率いるソフトバンクのリーグ優勝から一夜明け、長女・遥加も2アンダー14位の好スタートだ。「昨日LINE(無料通信アプリ)で『勝ちました』と報告がありました。家族としてホッとしてますね」と工藤。この日はは5バーディー、3ボギーの70で、8月のCATレディース以来4試合ぶりのアンダーパー発進となった。
「次は私が(優勝)という気持ちはあります。少し前まで自分のスタイルが分からなくなって、ボギーを打つと自分を責めて気持ちも沈んでしまってた。けど、先週から逃げずに攻めていこうと決めたんです。私も父にいい報告をしたい」
予選落ちが続いた今年の夏場、昨年から指導を仰ぐ岡本綾子に言われたことがある。「工藤は果物に例えれば早生(わせ)じゃなく晩生(おくて)の部類。これから時間をかけて深い味わいが出てくるんだからね」。じんわりと成熟してきた工藤のゴルフ、楽しみだ。