小田孔明、悲願の優勝への鍵はパター
「男子ゴルフ・日本オープン」(15日開幕、六甲国際GC=パー72)
開幕を翌日に控えた14日、開催コースの兵庫・六甲国際GC東C小田孔明(37)=プレナス=ら出場選手が練習ラウンドを行い、最終調整した。
例年、深いラフ、硬いグリーンで難易度を上げる同大会だが、今回は天候不良の影響などもあり、練習を終えた選手は口々に好スコアを予想する。この大会のタイトルを悲願としている小田孔はラウンド後、「イップスになって以来です」というほど、長時間をパター練習に充て「パットさえ入れば」と優勝のキーに挙げた。
過去、4日間の最少スコアは94年大会で尾崎将司が記録した18アンダー。小田孔がラッキーナンバーとする「67」が続けば、それも射程圏だ。「できるとは思いませんが、そこを目指さないと2アンダー、3アンダーも出ない」と、1日5アンダーを目標にトップを目指す。