17位松山「自信が一気になくなった」
「米男子ゴルフ、フライズコム・オープン・最終日」(18日、シルベラードリゾート=パー72)
27位から出た松山英樹(23)=LEXUS=は5バーディー、2ボギーの69で回り、通算10アンダーで17位だった。23歳の新鋭、エミリアノ・グリジョ(アルゼンチン)が、通算15アンダーで並んだケビン・ナ(米国)とのプレーオフを2ホール目で制し、ツアー初優勝を飾った。
松山はパットの不調を引きずり、昨年3位に入った相性のいい大会を17位で終えた。序盤の2番と3番で3メートルを沈めたが、その後はチャンスを逃すシーンの連続。後半に入るとショットにまで影響し、13番は2打目も寄せもミス。14番はラフとバンカーを渡り歩いた。その後はパー5を2つともバーディーにしたが、すでに上位争いからは遠のいていた。
「9月からパッティングはすごく良くて自信を持っていたが、今週で一気になくなってしまった」と、いら立ち顔。韓国でのプレジデンツ・カップからの連戦で疲れが取れなかったようだ。
年内の米国での試合はこれで最後。次週は休養し、一度日本に戻ってから、CIMBクラシック(29日~11月1日)のためマレーシアに渡る。