宮里藍、小技のミスが続いて崩れる
「米女子ゴルフ・台湾選手権・第2日」(23日、美麗華クラブ=パー72)
最近の低迷そのままのラウンドだ。小技のミスが続き、宮里藍は後半に大きくスコアを落とした。特に17番(パー3)は3オン、3パットのトリプルボギー。2打目のバンカーショットをトップしたのが痛恨で「思ったよりも砂が少なかった。もったいなかった」と悔しさをにじませた。
第3打も寄せきれず約7メートルを残した。ボギーパットはカップの横を通過し、返しも入らない。課題を露呈し、落胆の色を隠せなかった。14番(パー3)も7メートルから3パットしてのボギー。バーディーは一つだけで「フラストレーションがたまる」と唇をかんだ。
台湾のファンからも「藍ちゃん」と声を掛けられるなど人気は健在だ。予選落ちのない大会で、残り2ラウンド。「上がれるだけ上がりたい」と巻き返しを期した。