金庚泰が今季5勝目、賞金王へ前進
「男子ゴルフ・マイナビABCチャンピオンシップ・最終日」(1日、ABC・GC=パー71)
金庚泰(29)=韓国=が69で回り、通算12アンダーで初日からの首位を守って今季5勝目、ツアー通算10勝目を挙げた。2打差の2位に66で回った片岡大育(27)=Kochi黒潮CC、65で回った宮本勝昌(43)=ハートンホテル=ら3人が食い込んだ。
金庚泰が「調子は悪かったけど、グリーンが合っている」と10番で12メートル強のバーディーパットを沈めるなど、盤石のゴルフを見せて今季5勝目。賞金は1億5700万円を超え5年ぶり2度目の賞金王に大きく前進した。
94年尾崎将司、01年伊沢利光に続く3人目の年間賞金2億円超え、87年のD・イシイに並ぶ外国人選手最多の年間6勝などの大記録も見えてきた。
本人はお金に頓着しないが、谷口徹から「女子に負けるな」と言われており中学時代から知るイ・ボミを横目で見ながら出場を予定する残り4試合で稼げるだけ稼ぐ。