富山18位から2位にイッキ浮上
「男子ゴルフ、平和PGM選手権・第2日」(6日、総武CC=パー70)
18位から出たツアー未勝利の冨山聡(37)=大和証券=が5バーディー、1ボギーの66で回り、通算6アンダーとして、谷原秀人、永野竜太郎とともに首位と1打差の2位につけた。70で回った崔虎星(韓国)が通算7アンダーで単独首位を守った。
冨山が念願の初優勝へ、18位から2位に浮上した。フェアウエーの狭いコースを正確なショットで攻め、3番と11番ではいずれも5メートルを沈めるなど、パットもさえた。
今季はこれまで1桁順位が、日本プロ選手権日清カップの4位だけ。前週は今季初めてツアーを休んでリフレッシュし「頭も体も楽になった」ことが今大会の好調につながっている。
妻はプロゴルファーの山崎礼奈で、フォーム修正など助言を受けることもあるという。強い味方は決勝ラウンドには応援に来るそうで気合も入る。昨年のこの大会でも2日目にトップに1打差と迫ったが、結局17位に終わっただけに「落ち着いて自分を見失わないようプレーする」と力を込めた。