大山逃げ切り失敗2位「残念で悔しい」

 「女子ゴルフ・LPGAツアー選手権リコー杯・最終日」(29日・宮崎CC=パー72)

 1打差の2位から出た申ジエ(27)=韓国=が6バーディー、2ボギーの68で回り、通算7アンダーで逆転優勝。国内四大大会を初めて制し、今季3勝目、日本ツアー通算12勝目を挙げた。単独首位から逃げ切り優勝を目指した大山志保(38)=大和ハウス工業=は1バーディー、4ボギーの75と崩れ、6打差の2位にとどまった。

 得意のガッツポーズは不発に終わった。大山は1番で第2打がピンを大きくショートしボギー発進。5番でアプローチを“チャックリ”して、またもボギーをたたくと、12番で3メートルのバーディーチャンスから3パットし、この時点で優勝への流れを手放した。

 「12番でボギーをたたいた時、今日は私の日じゃないと思った。残念で悔しい1日だった」。前日が父・晃さんの76回目の誕生日で、優勝でW祝賀会と気合を入れて臨んだが、空回りに終わった。

 それでも今季は賞金ランク9位とベテラン健在を示し、来年の夢はリオ五輪出場。「オリンピックは、出たらちゃんとメダルを取らないといけない。来年は39歳だけど、気持ちは新人」。早くも新たな目標へ向けて走り出す。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ゴルフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ゴルフ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス