低迷のウッズ来季巻き返しに意欲

 男子ゴルフのタイガー・ウッズ(39)=米国=が22日付で自身の公式サイトを更新し、1996年にプロ転向してからの20年を振り返り、今後を展望した。「来年に最も楽しみにしていることは、もう一度復帰することだ。痛みのない状態で戻りたい」と故障による低迷からの巻き返しを期した。

 ことしは数年来の腰痛に苦しんだ。8月のウィンダム選手権で10位に入ったのを最後にツアーから遠ざかり、腰の手術を受けた。浮き沈みの多かった1年を「ジェットコースターに乗っているようだった」と表現した。

 30日に40歳の誕生日を迎えるスターは、華々しい足跡を残してきた。中でも、特に思い入れのある偉業を三つ挙げた。97年のマスターズ・トーナメントを21歳で制し「12打差をつけてメジャーを初制覇するのは特別だ」と胸を張る。2000年から01年にかけてメジャーで4連勝し「他のプロゴルファーが達成したことのないもの」と自画自賛。1998年から2005年まで、ツアーで142試合連続して予選を通過したことには「非常に誇りに思う」とした。

 12月上旬の記者会見では「トンネルの先の光が見えない」と弱気な言葉を並べたが、今回のサイトからは前向きな姿勢がうかがえる。これから5~10年後について自問し「最高のレベルでプレーし続けて、メジャーなどで優勝している」と青写真を描いた。

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