片岡大育、今年も優勝して故郷に恩返し

 高知県出身のプロゴルファー・片岡大育(27)=Kochi黒潮カントリー倶楽部=が、地元の人々にさらなる飛躍を誓った。昨年は、関西オープンで国内ツアー初優勝を飾るなど活躍。年末は高知に帰り、コンペや祝賀パーティーに出席。温かい交流の輪が広がった。今年も優勝して恩返しを-。そんな思いを胸に、2016年のスタートを切る。

 中学時代からラウンドした黒潮CC。昨年12月25日、自らの原点とも言えるコースでの優勝祝賀コンペ。片岡を囲み笑い声が響く。

 「大育、やったな」

 「優勝おめでとう」

 次々とかけられる祝福の声が心に響く。「応援してくれる方になかなか恩返しができない。年に1回でもこうして皆さんと話せるのが楽しいし、必要なことですね」。南国の日差しと太平洋からの風を浴びながら、片岡は故郷の人たちとのプレーを楽しんだ。

 昨年は、関西オープンで国内ツアー初優勝。プロ転向8年目の歓喜だった。「テークバックを修正できたのが大きかった。クセを知り、自分を知ることができた。オフに徹底して取り組んだ」と振り返る。

 スイングの技術アップ、そして経験を積み重ねてきたコースマネジメント。年間を通して波がなく、高いレベルでのプレーにつながった。

 故郷で英気を養い、迎えた新年。「1回は優勝したいですね。高知の人たちにテレビ、新聞などを通して頑張る姿を見せて気持ちに応えたい。結果を残すことで恩返しをしたい」と誓った。

 また、引き続き海外にも目を向けていく。昨年11月には欧州ツアーQTに挑戦した。決勝ラウンドには進めず出場権は得られなかった。しかし「またチャレンジしたい」と意欲を燃やしている。

 今シーズンの初戦は、14日に開幕するハワイでのソニーオープン。2016年、片岡の新たな挑戦が始まる。

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