宮里藍が後半伸ばし猛チャージ
「米女子ゴルフ・コーツ選手権・第2日」(4日、ゴールデンオカラ・クラブ=パー72)
悪天候で120選手のうち22選手しか競技を終えられず順延された。38位で出た野村敏京(23)=フリー=は7バーディー、1ボギーの66と伸ばし通算6アンダーとした。前日113位の宮里藍は68で1オーバー。18位から出た横峯さくらは3ホールを残して通算4アンダー。宮里美香は1ホールしか進まず、上原彩子はスタートできなかった。1ホールを残したリディア・コ(ニュージーランド)、ティーオフできなかった前日首位の張ハナ(韓国)がともに通算7アンダー。
宮里藍は第1日よりも9打も少ない68で回って通算1オーバーまでスコアを戻した。前半は1ボギーだったが、グリーンとパットの感覚が合ってきた後半は3連続を含む5バーディーと猛チャージ。大雨になる直前に競技を終えられたことも幸運だった。「(前半最後の)9番ぐらいから、やっとグリーンの感覚をつかんできた」と明るい表情で振り返った。