米ツアー2勝目を挙げた松山の一問一答

 「米男子ゴルフ・フェニックス・オープン最終日」(7日、TPCスコッツデール=パー71)

 3打差の2位で出た松山英樹(23)=LEXUS=が逆転優勝し、2季ぶりの米ツアー通算2勝目を挙げた。最終Rは67で回り、通算14アンダーで並んだリッキー・ファウラー(米国)をプレーオフ4ホール目で振り切った。松山は終始、笑みを絶やさず、会見で心境を語った。以下、試合後の一問一答。

  ◇  ◇

 -ターニングポイントは17番だった。

 「リッキー(ファウラー)が2回、池に入れたのがびっくりした。正規の17番で入れたときは(よく見えず)最初はバンカーだと思ったが、自分のやるべきことはバーディー、バーディーで上がることと思って、それができて良かった」

 -17番のティーショットは3Wか。

 「今日はピンも手前だったし、3番ウッドでいいかなと思って」

 -パットが良かった。

 「11番のパーパット、18番(のバーディーパット)が入ってくれたんで良かった。でも最後は、何だあれ?って感じで終わり方が良くなかったんで、負けた人みたいな感じがあるけど、ああいう勝ち方もあるんだな」

 -ラウンド途中の心境は。

 「16番が終わった時点で、今年も(勝てずに)上位争いで終わるのかなと思ったけど、17番でリッキーがグリーン奥(の池)に行って、まだチャンスがあると切り替えられた。あそこで救われた」

 -プレーオフはこれで2勝。

 「プロになってからプレーオフは負けてない。時の運もあるし、今日はリッキーが2回も池に入れたので、自分が引き寄せた優勝じゃない気もする。でも勝つのは大変なこと。その中で勝てた」

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