松山、風邪の影響ナシ!連続Vへ好発進

 「米男子ゴルフ・ノーザントラスト・オープン・第1日」(18日、リビエラCC=パー71)

 2週前のフェニックス・オープンで米ツアー通算2勝目を挙げて以来の試合となり、出場2大会連続優勝を目指す松山英樹(23)=LEXUS=は風邪で体調を崩していたが、6バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの2アンダー、69で回り、暫定27位につけた。日没で14人が終えられなかった。前週4位の岩田寛(35)=フリー=は2ホールを残し、1オーバーで暫定77位。

 松山は2勝目を挙げたフェニックス・オープン以来の試合を前に風邪をひいた。それでも2アンダー。「体調がばっちり、ゴルフも絶好調というときに限ってオーバーパーを打ったりする。体調が悪いからと気にしない」と話したように、精神的な余裕を感じさせた。

 練習ラウンドは、開幕前日に9ホールを回っただけだった。この日は3アンダーで迎えた後半の4、5番でボギー、ダブルボギー。三つ落とし、イーブンパーに戻った。

 以前なら、いら立ってもおかしくない場面だったが違った。フェニックス・オープンを制した際、「ショットは良くなかったけど、こういう方が勝てるのかな」と、割り切りの大切さを口にした。その経験を生かして平静を保ち、終盤の2バーディーで盛り返した。

 ツアー公式サイトで優勝候補筆頭に推され、予選ラウンドは世界ランキング3位のロリー・マキロイ(英国)と同組。「初日からあんなにテレビカメラが付くとは思わなかったけど、いつも通りにプレーした」と浮足立つこともない。体調がさらに回復すれば、好相性のコースで追い上げが期待できる。

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