松山「気楽にプレー」7位浮上

 「米男子ゴルフ・ノーザントラスト・オープン・第2日」(19日、リビエラCC=パー71)

 第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われ、松山英樹(23)=LEXUS=は27位から臨んだ第2ラウンドを5バーディー、1ボギーの67で回り、通算6アンダーの7位に浮上した。首位とは4打差で、出場2大会連続優勝へ前進した。第1ラウンドを75位で終えた岩田寛(35)=フリー=は76と崩れ、通算6オーバーで予選落ち。64をマークしたジェーソン・コクラク(米国)が通算10アンダーで首位に立った。

 大会前に風邪で体調を崩した松山だが、徐々にエンジンがかかってきた。前日はプレー後、練習をせずに引き揚げ、薬を飲んですぐに寝たという。ショットは日を追うごとに回復。第2ラウンドはグリーンを外したのは3回だけだった。

 1番パー5は220ヤードを5番アイアンで9メートルに2オン。多くの選手が苦しんでいるポアナ芝のグリーンにも対応し、8番は5メートルを沈めた。11番パー5は259ヤードを3番ウッドで再び2オンに成功。14番パー3は4メートルにつけ、18番は3・5メートルの難しいラインを真ん中から沈めて観衆の喝采を浴びた。ロサンゼルスという土地柄から日本人ギャラリーが多く、名前を叫んで応援する人も多かった。

 体調はまだ100%ではないというが、「昨日よりだいぶ良くなっている」と表情は明るい。「高望みしていない分、気楽にプレーできているのが好スコアにつながっている」と分析。ただ、出場2試合連続優勝については「意識はない。そんな簡単にできるとは思っていない」と控えめだった。

 予選2日間を一緒に回ったマキロイ(英国)と同スコアで、3日目も同組に。「去年も2試合連続で一緒に回っている。嫌な感じもないし、回りやすい感じもない。(フェニックス・オープンで一緒に回った)リッキー・ファウラーよりギャラリーは少ないと思いますよ」。昨年4位に入った相性の良いコースだけに期待は膨らむ。(米パシフィックパリセーズ テッド・ムース)

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