目力（めぢから）アップで五輪メダルと賞金女王にピント合わせだ！

　３日、桃の節句にシーズン開幕を迎える国内女子ゴルフツアー。今季第１戦・ダイキンオーキッドレディス（賞金総額１億２０００万円、優勝２１６０万円）指定練習日の１日は会場の沖縄・琉球ＧＣ（６６４９ヤード・パー７２）で各選手が思い思いの調整を行った中、リオ五輪代表候補の成田美寿々（２３）＝オンワードホールディングス、２０１３年以来の賞金女王奪回を目指す森田理香子（２６）＝リコー＝らが“眼力強化”を目指し検眼メニューに臨んだ。

　サングラスメーカーとして有名なオークリー社が２月１日から走らせている「ローリング・オー・ラボ」は、いわば“目の特殊測定バス”。角膜形状や屈折力解析装置、検眼システム、レンズシミュレーターなどを搭載し、その場でスポーツ選手の目の状態をチェック＆分析してくれる。

　この日は成田、森田らが同社のスポーツ専門測定技師・露木慎吾さんのもと、目の能力や状態、両眼のバランス、天候等による変化の傾向などの測定を行った。

　森田は「私、視力はいいんですが、最近かすみ目っぽくなるのを感じることがあった。それが検査して調整してもらったレンズを覗いたらハッキリ、クッキリ。あの状態でできたらプレー中のストレスもなくなりそう」と話した。