故障明け松山11位 「全然痛みない」

 「世界選手権シリーズ、キャデラック選手権・第1日」(3日、トランプナショナル・ドラル)

 松山英樹(24)=LEXUS=は1イーグル、3バーディー、3ボギーの70で回り首位と4打差の11位につけた。宮里優作(35)=フリー=は76で出場66選手中56位と出遅れた。66をマークしたスコット・ピアシー(米国)とマーカス・フレーザー(オーストラリア)が首位に並んだ。米、欧州両ツアーに組み込まれた大会は4日間、予選落ちなしで争われる。

 前週は股関節痛で途中棄権した松山は、18ホールを無事に終えて「全然痛みもなく、ゴルフに集中できた」とほっとした笑みを浮かべた。アンダーパーで回り、強豪の中で11位につけるさすがの底力を見せた。

 出だしの10番はショットがやや乱れてラフを渡り歩き、ボギーをたたいた。しかし12番パー5で残り250ヤードの2打目をグリーンに乗せ、3メートルのパットを沈めてイーグル。「あれでパットが良くなった」とリズムに乗った。15番、16番、折り返しての1番で2~3メートルの長さを沈めて順調に伸ばした。

 悔やまれるのは1メートル強のパーパットを外した4番。「あれからちょっと良くない感じになった」と終盤は足踏みした。それでも「まだ治ったばかり。体調が良くても結果が伴わないこともある」といら立ちはない。「あまり期待せず、4日間できることを考えたい」と慎重な姿勢を崩さなかった。

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