「米女子ゴルフ・ＨＳＢＣ女子チャンピオンズ」（４日、セントーサＧＣ）

　４日、ツアー２勝目を狙う野村敏京（２３）＝フリー＝が４バーディー、ボギーなしの６８とスコアを伸ばし、通算５アンダーで首位と３打差の９位に浮上した。３位で出た宮里美香は７５と崩れ、通算１アンダーで３１位に後退した。横峯さくらは４８位、８番パー３でホールインワンを達成した宮里藍は５６位となった。張ハナと李ミリム（ともに韓国）が通算８アンダーでトップに並んだ。

　宮里藍が後半の８番パー３（１６４ヤード）でホールインワンを決めた。６番ユーティリティーで狙い、米ツアーでは昨年に続いて２度目というエース。体調不良などで思うようなプレーができない中での快挙に「転がって入っていくのが見えた。『ほんとゴルフって…』という感じですね」と、はにかんだ。初日にトリプルボギーをたたいた直前の７番でもバーディーを奪っており、手応えを感じた様子だった。