松山 18位から鮮やかに巻き返し6位
「米男子ゴルフ・アーノルド・パーマー招待・最終日」(20日、ベイヒル・クラブ)
18位で出た松山英樹(24)=LEXUS=は6バーディー、1ボギーの67と伸ばして通算11アンダーの6位だった。ジェーソン・デー(オーストラリア)が通算17アンダーで今季初勝利、ツアー通算8勝目で優勝賞金113万4千ドル(約1億2600万円)を獲得した。
最終18番こそ唯一のボギーとしたものの、松山が六つのバーディーで鮮やかに巻き返した。6位に入り「スコア的にはすごく良かった。ミスも所々ある中で、このスコアで回れた」とうなずいた。
リズムよくプレーする姿が目立った。1番(パー4)で9メートルのバーディーパットを沈めて笑顔を見せた。5番(パー4)ではピンそば1メートルに乗せてスコアを伸ばすなどショットも切れ、前半は4バーディーを重ねた。
後半はバーディーを逃す場面もあったが、我慢強くラウンド。「いいところも4日間の中で一番多かった」と振り返りつつ、すぐに「自分が求めているところはそこではない。もっといいプレーができたら」と続けた。