松山粘勝で1勝1敗「勝ちは勝ち」
「米男子ゴルフ・デル・マッチプレー・第2日」(24日、オースティンCC=パー72)
1次リーグ第2戦が行われ、松山英樹(24)=LEXUS=はソレン・ケルドセン(デンマーク)を4アンド2で下し1勝1敗とした。23日に松山に勝ったラファエル・カブレラ・ベロ(スペイン)は2連勝。25日(日本時間26日未明)の1次リーグ最終戦で松山が勝ち、カブレラが敗れた場合は決勝トーナメント進出を懸けたプレーオフが行われる。
世界ランキング1位のジョーダン・スピース(米国)、同2位のジェーソン・デー(オーストラリア)、昨年優勝のロリー・マキロイ(英国)は2連勝した。
2日連続で格下に足をすくわれることはなかった。世界ランキング13位の松山は、同45位のケルドセンに快勝。7番で5アップと大きくリードしながら「だんだんショットが思い通りにいかなくなった」という。バンカーにつかまった8番はしのいだものの、9番から3ホール続けてパーをセーブできず落とした。それでも12、13番で1・5メートルのバーディーパットを決めて踏ん張り「勝ちは勝ち。風向きが初日から変わり、やりやすくなった」と笑みをこぼした。