松山決勝T逃す マスターズへ好感触も
「米男子ゴルフ・デル・マッチプレー・第3日」(25日、オースティンCC=パー72)
1次リーグ最終戦が行われ、松山英樹(24)=LEXUS=はケビン・キズナー(米国)に3アンド2で勝ったものの、通算2勝1敗の2位で決勝トーナメント進出を逃した。松山を23日に破ったラファエル・カブレラ・ベロ(スペイン)が2勝1分けで16強入りした。2連覇を狙うロリー・マキロイ(英国)、世界ランキング1位のジョーダン・スピース(米国)、同2位のジェーソン・デー(オーストラリア)らが1次リーグを突破した。
結果的に初日の敗北が尾を引いた。松山は2連勝したものの、昨年に続く決勝トーナメント進出はならなかった。「でもやれることはやったので」と納得の表情だった。次週は欠場して調整に充て、4月7日に始まるマスターズに備える。「全体的に、ここ2週間でいいものが見つかった。あと1週間と少しで、どれだけ仕上げられるか」と最大の目標の一つとするメジャーの舞台をにらんだ。