宮里藍3位 飛距離アップ手応えあり

 「米女子ゴルフ・起亜クラシック・最終日」(27日、アビアラGC=パー72)

 宮里藍(30)=サントリー=が7バーディー、1ボギーで、この日の最少スコアの66で回り、通算12アンダーで3位に入った。トップ5は約3年ぶり。18歳のリディア・コ(ニュージーランド)が、通算19アンダーで2位に4打差をつけて米ツアー5季連続の通算11勝目を挙げた。野村敏京は7アンダーの16位、横峯さくらは2オーバーの60位だった。

 宮里藍は、前週までの5戦は50位が最高だっただけに「シーズン当初から手応えを感じていると言い続け、やっと証明できた」と白い歯をこぼした。

 フェアウエーを外したのは17番のみ。今季のフェアウエーキープ率85・07%はツアー4位だ。平均飛距離も昨季から8ヤードほど伸びて250ヤード強に。ここ数年の懸案だったパットも上向いてきた。

 31日からはメジャーのANAインスピレーション。「自然と期待をしてしまう。でも、丁寧にやり続けないと」と気を引き締めた。

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