男子ゴルフツアーの国内開幕戦となる東建ホームメイトカップ（１４～１７日、三重・東建多度ＣＣ名古屋）に向けたファンイベントが１１日、名古屋市東区のオアシス２１「銀河の広場」で行われ、今季から選手会長に就任した宮里優作（３５）ら６選手がパッティング勝負やサイン会などでファンと触れ合った。男子ツアーの人気回復を目指す新会長は、積極的にファンサービスへ取り組む考えをあらためて示した。

　「会長として（国内）開幕戦から最後まで盛り上げたい」。１月の会長就任時から試合数を増やし、ギャラリーの動員数を上げることに尽力する姿勢を示していた。まだ手探りの段階ながら、腹案は持っている。「まだ日本ではないが、プロアマ（混合戦）のようなトーナメントをつくりたい」

　名古屋市在住。この日のトークショーでは三重県桑名市のナガシマスパーランドや愛知県蒲郡市のラグーナテンボスに家族で出掛けることや、学生時代に内田有紀のファンだったことを明かすなど盛り上げ役に徹した。

　もちろん、最高のファンサービスは試合で好プレーを見せることだ。１、２月は海外で行われた日本ツアーなどに出場。「オフも試合に出ていたので、その流れでトップギアでいきたい」と開幕ダッシュを目標に掲げた。