「デイリー主催・トップアマゴルフトーナメント・最終日」（１３日、高松ＣＣ＝パー７０）

　６７で回った黒川逸輝（１６）＝寒川高＝が２打差の２位に入った。

　１６歳の新鋭は、首位・植本と５打差の３位からスタート。１番でボギーをたたいたが、「取り戻せると思っていた」と冷静だった。３、４番で連続バーディー。６番パー５でも見事にバーディーを奪った。

　難易度の上がる後半。「最後まで耐えよう」。そう心に決めて臨んだ。１５番でバーディーを奪った以外は全てパーでしのいだ。強豪がひしめく中で、臆することなく自分のプレーに徹した。

　強豪・寒川高ゴルフ部の２年生。「みんないいムードで、練習から刺激し合えています」と、充実した環境で腕を磨いている。

　これから大きな飛躍が期待される。「日本ジュニアで頑張りたい。日本アマにも出たいです」と瞳を輝かせた。